1.一軒家への憧れ
実家は団地の一階で、庭付きでした。
部屋数は2LDKで、兄弟も多くてとても狭く感じました。
さらには、部屋の窓枠や壁の至る所にカビが発生していました。
私自身が小児喘息を患っていたので、そのカビが原因で余計に体調不良を起こしていました。
友だちの家に遊びに行くと、戸建てで2階もあり、広くて快適な家がとても羨ましかったです。
いちど引っ越しを経験し、その際に建売りの戸建ても候補に上がりました。
しかし結果は、近所の別の団地へ引っ越しという、子ども心には残念な結果となりました。
2.結婚を機に注文住宅を建てることに
結婚後の新居として、建売りの戸建てやマンションも候補でしたが、どうしても一軒家に住みたいという私の希望があり、旦那を説得して工務店で建てることになりました。
また外観も北欧を意識した作りとなっており、北欧好きな方にも人気です。
私の建てた工務店は、高気密・高断熱です。
日本の窓はまだ2枚層が主流だそうですが、3枚層で、窓からの冷気や熱気を完全に遮断します。
そのため、家の外と中の気温差が窓ガラスに伝わらない構造になっており、窓に「結露」ができず「カビない窓や壁」に繋がるのだそうです。
日本は湿気大国にもかかわらず、住んで4年となりますが窓枠の大掃除はいりませんし、カーテンがカビることとも無縁です。
とにかくメンテナンスが楽な家です。
ただ、木材をふんだんに使っているので、外観から見える木の窓枠やドア、柱はニス塗りを定期的に行う必要があります。
自宅のニスやペンキ塗りは日曜大工で行う人もいますが、手の届かない部分は業者さんにお願いするなどの方法もあります。
3.住んでみて
秋も終わる頃で今日も寒いですが、1階リビングのエアコン一台で、2階までもが快適に過ごせています。
高気密・高断熱のおかげで、家中まるっと同じ気温で、部屋ごとの気温差が無いのがすごいです。
新築当時はまだ家の中も寒々しく、人が住めば徐々に家も出来上がっていくので、住めば住むほど、快適に過ごせているなと感じます。
外観が北欧なので、庭も色々な植物を植えて楽しんだり、屋内も北欧グッズを飾ったりして「私の家」というのを楽しんでいます。