1.注文住宅で理想の家づくり
理想の家づくりを目指していくと予算の制約という壁が立ちはだかるのはよくあることですが、そんな時に注文住宅のコスト削減の切り札の一つとして床暖房導入の見直しがあります。
2.理想と現実
冬の寒い時期に家の中をぽかぽかにしてくれる床暖房は誰しも一度は憧れる設備と言えますが、導入したものの後悔しているという人が続出しているという事実があります。
床暖房は快適な温度に達するまでに時間がかかり、平均的に約一時間、コンクリートに埋没している場合であれば、暖かくなるまで3時間もかかってしまうこともあるのです。
3.評判
立ち上がりの遅さはなんとか工夫して使ってはみたものの、電気料金の請求額があまり高額であることに驚きあまり使わなくなっていくというケースも増えています。
スマイラボのアンケートによると、築11~20年では3割、築21年以上になると半数以上が床暖房を導入しているが使用していないという結果も出ているのです。
来客のあるときににしか使わない人や家自体の断熱性が高くなっているため床暖房は必要なかったという人も多いですから、床暖房は注文住宅で理想の家を目指すときにコストカットのため除外する候補の一つと考えてもいいといえます。