1 リフォームするなら高機密・高断熱がいい
古い家をリフォームするなら高断熱・高機密の住宅にしましょう。
私の実家は築50年を越え、そこに両親が今も住んでいます。
両親ともに高血圧なので、冬になると私たち兄弟姉妹の関心ごとは両親の体調です。
両親の体調を心配して暖房器具なと最新のものに変えました。
でも思うように室内は温まりません。
外壁が漆喰が外気温を取り込み、室内を冷やしてしまうからです。
このままでは両親の体調に影響します。
これを機に両親の古い家をリフォームすることにしました。
2 高機密・高断熱なら快適にすごせる
私たち兄弟姉妹は工務店にリフォームを相談したら、壁を高機密・高断熱にすることを勧められました。
従来の工法ではどんなに腕が良い大工が建てても、隙間が生じ、そこから空気が出入りします。
隙間のせいで、冬なら隙間から冷たい空気が室内に流れ込むと温めた空気が外に出ます。
でも、高機密・高断熱なら工場生産の精度が高い建材や、防湿シートや断熱材を使うので、隙間の少ない住宅が作れます。
隙間が少なければ、室内の温度が一定に保たれるので、高血圧の両親にも安心して過ごせます。
3 工期が短縮できる高機密・高断熱は両親には好都合
高機密・高断熱住宅のメリットは他にもあり、工期が短縮できることです。
両親の実家は建てるまでに1年以上かかりました。
ところが、高機密・高断熱住宅の工期はわずか3ヶ月。
人は住まいが変わるとストレスを感じるものです。
これは老若男女を問いませんが、高齢者には体調に影響します。
工期が長さを心配していた両親でしたが、3ヶ月と聞くと安堵の表情を見せました。
4 光熱費に優しい高機密・高断熱住宅
リフォームが終わって両親が帰ってきた最初の冬を迎えた電気代は、古い家の光熱費の半分以下でした。
高機密・高断熱の住宅で過ごす両親の格好を見て驚きました。
以前なら、雪だるまと思えるくらいに、半纏(はんてん)や裏地にボアが入ったズボンなどを重ね着していました。
今は、両親とも薄手のカーディガンを羽織るだけで、体のラインが明確に見てとれます。
あまり暖房で使わなくても、両親は元気に過ごしています。
抑えられた光熱費は、孫のプレゼント代についやされます。
プレゼントをもらう孫の喜ぶ顔を見て、両親はとても幸せそうでした。
高機密・高断熱住宅のおかげで両親が喜ぶ顔を見られ、私たち兄弟姉妹は嬉しくなります。