1、工務店に勧められ
10年以上前、家を新築することになりました。大手ではなく、口コミでしっかりした家を作ると評判の工務店に相談しました。そこで初めて知ったのが「FP工法」でした。これはFPパネルというウレタンパネルを床や壁に挟み込むというものです。それだけではなく、壁に意識的に作った隙間には常に換気扇で空気を循環させるのです。これによって高気密と高断熱を実現します。トイレのドアにも隙間がもうけられていて空気が循環するので、リビングとの温度差が無く、ヒートショックの心配も少ないと思います。
2、気密性能だけではない
壁にはさんだFPパネル自体に強度があり、地震の時に柱や梁が変形するのを防ぐ構造体ともなっています。実際、東日本大震災ではかなりの揺れがあった青森県ですが、家具の倒壊などは一切ありませんでした。ウレタンなので地震の震動を柔らかく吸収できるようです。
3、結露は風呂の窓だけ
高気密で空気を常に循環させているので、どんなに寒い日(外気温マイナス10度以下の日もある地域)窓に結露などは一切ありません。ただ、お風呂の窓であるガラス1枚だけが結露するので、逆になぜここだけが?と贅沢な疑問を持っています。